薪棚に綺麗に積まれた薪を見ると画になっていますよね(美しいです)・・・
私もあれには憧れますが、薪の乾燥に主観を置くとちょっと違ってくる結果になる
綺麗に並べる・・は、積める薪の量を多く取りたいための方法であって
本当に乾燥させたい場合は、井桁に組んであげる必要が有ります
これは空気を内部まで循環させることによって初めて薪が乾燥するためです
しかしながら井桁に組んで半年間そのままの形を維持出来なんです・・・
薪は乾燥するにつれて、少しずつ縮んでしまい結果、積み上げた薪は
崩壊してしまいます
そんな事を色々考え、作業性をも勘案した結果、WoodBagを作ったんですが
こんな結果になるとは想定してませんでした・・・現在、すごい反響です!
一般のお客様、同業者の方、薪作りと違う使い方をされるなど
いろんな方がいらっしゃいますが、
一番嬉しいのはリピーターのお客様が多い事です!
これは使い勝手が良かったんだと勝手に思っています
連日、メールでの質問が来ており嬉しい限りです
昨日は当ブログでもコメントにて質問がありました・・・
この質問の内容がお問い合わせの多い部分とほぼ合致しておりましたので
回答コメントを皆さんにも見ていただきたいと思います
http://inorimaki.blog.fc2.com/blog-entry-96.html#comment128その中で雨の対策について私どもの対応を少しご紹介します
私たちは雨ざらし薪を作っていますが、それは一部であって全てでは有りません
雨ざらし薪は梅雨明けまで雨にさらしますが、その後はシートを掛けています。

このメッシュパレットに入っているのが雨ざらし薪です
そして、やっぱりランダムに放り込んでいます
これが井桁に組んだ状態と同等の効果を発揮します

シートは農業用ビニールシートです
これをWoodBagへ掛けてあげます

こちらは昨年作ったものです

そして、こちらは今現在作っている薪

今年は雨ざらし薪はつくりませんが、それでも1ヶ月程度雨に打たせます
そうすると、地面にこげ茶色の樹液が染みてきます
また、ほんのり飴色に薪がなって来ますので、そのときがシートを取り付けるタイミング
このタイミングは感覚的なものです
今の時期なら1ヶ月程度でOKですが
梅雨時期に1ヶ月雨に打たせると薪は黒ずんでしまいますので
様子を見ながらシートの取り付けを行ってください。
そして秋になると、薪棚に積んで乾燥したものとは次元が違うものが出来ます
薪作りの常識(薪棚に積む)が変わるかもね・・・
いのり薪生産組合のホームページはこちら→
http://inori-maki.jp/
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- 2013/05/08(水) 06:55:04|
- WoodBag
-
| トラックバック:1
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| コメント:4
理系の人間はやはり国語力が乏しいく
ちゃんと伝わっていないのでしょうね?
実はブログ書くのも手こずってる位ですから
表現力を身につけなければ・・・
雨ざらし薪のネタを近いうちやりますね!
> 出荷直前まで雨にさらされて、びちょびちょのが来ると勘違いされてるって事はないですかぁ?
> 説明もう少し詳しくしたらどうでしょ?
- 2013/05/10(金) 15:07:25 |
- URL |
- inori maki #-
- [ 編集 ]
出荷直前まで雨にさらされて、びちょびちょのが来ると勘違いされてるって事はないですかぁ?
説明もう少し詳しくしたらどうでしょ?
- 2013/05/10(金) 09:54:32 |
- URL |
- 山口透 #tZEVnSis
- [ 編集 ]
お約束していた雨ざらし薪はちゃんと有りますよ
と言うか、昨年40tほど作たんですが、残念ながら半分ほど残ってしまったんです
だから来シーズンは2年物の雨ざらし薪になっちゃいます・・・
山口さんは雨ざらし薪を体験していらっしゃるので
その良さは実感して頂いていると思いますが
どうしても見た目が良くないため、直接こちらへ来られたお客様でも
敬遠される方がいらっしゃいます・・・
騙されたと思って一度焚いてみれば良さが解るんですけどね。。。
> あれ、雨ざらし薪何で作らないんですかぁ?
- 2013/05/09(木) 18:07:40 |
- URL |
- inori maki #-
- [ 編集 ]
たぶん、ウッドバッグ1つで、そうねだいたい軽トラックに山盛り一杯分くらいの薪が入るんじゃないかな。 なので、おそらく50〜60束分かなぁ〜
今日もパソコンからヨロシクで
- 2013/05/11(土) 05:45:26 |
- 薪ストーブ|薪焚亭