FC2ブログ

薪ストーブの為に

薪作りのことについて、色々と書いています。

雨ざらし薪を思う

雨ざらし薪の作り方は梅雨明け(7月中旬)まで、文字どうり雨にさらします
その後は、雨よけを着けて夏の日差しの下で一気に乾かします。

その乾き方が、普通に雨よけして作った薪とは少し違う

薪の乾燥は表面が先に乾きその後、徐々に内部が乾いていきます
雨ざらし薪も最初は表面から乾いていきますが
雨よけした薪と比較すると、表面と内部の乾燥速度の差が少ない

なぜこんな差異があるのだろうか?



木に含まれる水分には、自由水と結合水がある
平たく言うと、自由水は細胞と細胞の隙間にある水分で
結合水は細胞壁の内部にある水分です

この自由水は以外と簡単に抜けてくれますが
問題は結合水
こいつは細胞壁に守られて、なかなか抜けてくれない

雨ざらし薪を思うと、梅雨明けまで雨に何度も打たれ、濡れたり乾いたり
飽和と乾燥を繰り返す

この結果、細胞壁へ何らかの影響が出ているのではないかと思う
細胞壁の損傷じゃないかな?

昔から、薪は雨に打たせろって、この辺では言っている
物理的な論理ではなく、感覚的なものだろうが
先人の知恵というか、やっぱり経験値としての実感なのだろう

この写真は、昨年6月初旬に割ったばかりのクヌギ

猪乗写真0611 015

色白で綺麗ですね

これを雨ざらしして7月中旬に雨よけシートをかけ、10月中旬には焚き始めた

RIMG0029.jpg

そこそこ大割にしているが、いい感じでよく燃えた

RIMG0032.jpg

浅黒く、カビが多少付いている
中には、きのこが生えているものさえ有る

でも、この汚い薪こそが”よく燃えそうだ”と直感的に思っていまう




いのり薪生産組合のホームページはこちら→http://inori-maki.jp/


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



  1. 2013/05/13(月) 06:39:46|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0